内定が出たら?新卒が内定後にやること(承諾編・保留編)

内定をもらったらどんな流れ?

就職活動では、内定を目指して頑張ってきた人も多いことと思います。
いざ内定を取得したら、そのあとの流れはどうなるのでしょうか?

最終面接に向かう時には、どんな返事をするか決めておこう

まず、内定を獲得する前の注意事項ですが。最終面接の実施が決まったら、必ずその会社に入社承諾をするのか、保留するのかを考えたうえで面接に行きましょう。
なぜなら、最終面接を実施してその場で内定がでる場合があります。必ずその場ですぐに返事をしないといけないわけではありませんが、その場で内定を頂けることがあることも想定して、最終面接に臨みましょう。

内定を承諾する場合

内定が出た後の流れを見ていきましょう。まずは、内定が出た企業で内定承諾をする場合です。

内定通知書が届いてはじめて内々定

内定は「内定通知書」が企業から正式に届いて初めて内々定です。
最終面接で「君は内定だ」と言われたり、人事から「内定がきっと出るはず」と言われてもそれは正式な内定ではありません。
企業も軽々しく「内定」という言葉は口にしませんが、口頭での内定は正式な内定ではないことを肝に銘じておきましょう。
ほかの候補者の最終面接を同じ日に控えていたり、社内会議の後に正式に内定が決まる場合など企業によって、内定者の決め方は様々です。また、急な採用方針の変更や社会情勢の影響で採用がなくなってしまう可能性はゼロではありません。

企業から内定通知書が発行されて初めて、正式な内々定です。

内定承諾書を書いて期日までに返送

内定通知書が届いたらそれで入社できるわけではありません。
「内定承諾書」というもので、入社の意思を書面で企業に伝えます。
内定承諾書は、自宅に届いたらすぐに確認しましょう。内定承諾書と一緒にほかの書類の送付が必要になる場合もあるので、注意しましょう。大学にいって発行が必要な書類だったり、保証人のサインが必要な場合があります。
また、内定承諾書も返送期限、つまり「内定承諾期限」があります。企業もあなたがもし内定辞退した場合には、別の人の採用に動く必要があります。しっかりと内定承諾期限を守って書類を送るようにしましょう。

万が一、書類がそろわない場合は、わかった時点で会社に相談しましょう。書類の到着期限を伸ばしてくれたり、別の対応をしてくれるはずです。

選考中の企業やほかに内定がある企業は辞退をする

足が重いですが、現在選考中の企業やすでに内定を取得している企業がある場合は、内定先が決まった旨を伝えて、選考や内定を辞退しましょう。これは、決まった段階ですぐに連絡をするようにします。
選考の無断欠席や内定辞退連絡をしないということは、絶対にしてはいけません!これから社会人になることがきまったのですから、社会人として恥ずかしくないマナーで丁寧に辞退連絡をしましょう。

家族や大学、お世話になって人に就職先決定の報告をしよう

家族や大学、就職活動でお世話になっている人に就職先決定の報告をしましょう。あなたの周りの人たちは、あなたの就職活動がどうなっているのかを気にかけてくれています。普段の感謝と共に、就職先が決定したことの連絡をしましょう。
また、大学は政府に就職率の報告をする義務があります。大学の就職課・キャリアセンターにも就職先決定の報告を忘れずにしておきましょう。

内定を保留・検討する場合

内定が出たとしても、一旦保留だったり、検討する場合も当然あると思います。そのような場合は、どの様な流れと対処法になるのか見ていきましょう。

内定通知書が届いてはじめて内々定

これは、内定を承諾する場合にも書きましたが、企業から「内定通知書」が届いて初めて正式な内々定となります。面接や電話等口頭での内定連絡は正式なものではありません。
内定が出たら、会社から内定通知書が届くのをしっかりと確認しましょう。

内定承諾書の提出期限を確認

すぐに内定承諾をしない場合も、内定通知書が届いたら、書類一式をしっかりと確認をしましょう。特に、内定承諾期限の確認は重要です。

仮に、内定承諾をその会社ですることになったときには、内定承諾書を提出します。内定承諾書と一緒に別の書類が必要になる場合もあります。内定承諾書の提出期限を確認して、いつまでに意思を固める必要があるのかを確認しておきましょう。

また、内定承諾期限に間に合いそうにないという場合は、わかった時点で会社に連絡をするようにしましょう。

すぐに内定承諾ができない理由を伝える

内定承諾をすぐにできない場合は、その理由を会社につたえておきましょう。よく「せっかく内定をくださったのに、ほかの選考も受けたいからと伝えるのは申し訳ない。言いづらい。」という人がいます。新卒の就職は、一生に一度しかありません。ファーストキャリアの企業選びを悩むのは当然です。なぜほかの企業も受けたいのかと隠さずにしっかりと伝えるようにしましょう。
とはいえ、企業からは「いつまでに出してほしい」と言われると思います。会社もなんとなく新卒採用をしているわけではなく、会社の発展のために計画的な採用を行っているのです。あなたが内定承諾するかどうかで、採用活動を終了するか継続するかを決める企業もあります。
もし、すぐに内定承諾をできない場合は、その理由といつくらいまでには返事ができそうかを会社に伝えておくとよいでしょう。

就職先がきまった後、入社までにやっておきたいこと

内定承諾をして、晴れて入社が決まったら、社会人になるまでの残り時間でしっかりと社会人の準備をしておきましょう!

きちんと卒業する

「当たり前」と思うかもしれないですが、卒業できると思っていたのに、留年してしまう学生が毎年います。単位の数え間違いやとれると思っていた単位が取れなかったり、1,2年生の必修授業の単位を撮り忘れていたり…。理由は様々ですが、改めて自分が卒業要件を満たしているかどうか確認をしておきましょう。

社会人としてのマナーや朝型の生活を癖づける

社会人になったら、多くの企業が9時~18時勤務です。大学生活で、お昼に起きて、授業に行って、夜中のバイトをして、明け方に寝る…という生活リズムがしみついてしまっている人は要注意です。また、1日の三分の一の時間を頭を使ったり体を使ったりすることに使います。入社企業の1日の仕事内容をイメージして、それに合わせた準備をしておくと良いでしょう。

また、社会人のマナーも大切です。学生だから許されていたことも社会人になると勝手が違います。正しい敬語を使えるようになる。メールで社会人と連絡がとれるようになる。髪型は会社の規定に合っている様に見直すなど、社会人0年目として生活をしてみましょう。

入社予定企業や業界の知識を増やす

改めて、入社予定の企業やその業界の知識を増やしましょう。
入社予定企業のサービス内容やお客さん、若手社員の働き方やキャリアステップなど…。最近では、転職をする人も増えていて、1社での長いキャリアステップを考えない人も多いです。しかし、それを踏まえたとしても、1社目の企業で何を自分は得たいのか、得られるのかを知っておくだけで、あなたのファーストキャリアが輝くはずです。

基本的なPCツールを使えるようになっておく

PCは卒論とレポートしか使わなかったという大学生も多くいます。社会人になると、メール・エクセル・ワード・パワーポイント等様々なツールを私用して仕事をすすめていきます。基本的な、ツールを使用できるかできないかで、入社後の仕事のスピードや先輩・上司からの印象も変わります。また、入社後は企業ごとに覚えることが山のようにあります。基本的なツールは使えて当然と丁寧に教えてくれない場合もあります。しっかりと事前に学んでおきましょう。

また、リモートワークが推進されている企業が増えています。Web会議ツールを使用する企業も多いので、面接のときに使っていたWeb面接ツールなどは、使えるように入社までに思い出しておきましょう。

まとめ

就活中は、希望の企業から内定をとることに必死です。その後何をしていいか実は知らなかった・・・という人も少なくはありません。企業によっては、書類の種類が多かったり、期日がシビアだったりすることもあります。内定後の流れをきちんと理解して、書類不備で入社できなかった…ということがないようにしましょう。

contact

無料面談申し込み

専任のアドバイザーが就活の相談から企業のご紹介までサポートします!

event

就活イベント

ジェイックが開催する就活イベントで就活スキルを向上できます。